カテゴリー

本サイトについて


TAGS


ABOUT

社内の共創人財を育成!「共創アンバサダー」とは?(前編)

2026.05.28

企業パーパスに「人が活きる社会の実現」を掲げるオカムラ。この「オカムラを知る!」では、オカムラグループのさまざまな取り組みを紹介していきます。

「はたらく」を考え「はたらく」を変えていくオカムラの活動、WORK MILL。本記事では、WORK MILLが主催する社内の実践型教育プログラム「共創アンバサダー」の取り組みについてご紹介します。
共創アンバサダーは、これまで10年以上にわたり、WORK MILLなどの活動を通じて積み重ねてきた知見をもとに、共創の考え方と進め方を理論・実践の両面から学び、日々の業務へ活かせる人財を育成するため、2025年度から本格的にスタートしました。この共創アンバサダーの参加者から2名をピックアップ、前後編でそれぞれのプロジェクトの内容を紹介してもらいます。前編に登場してもらうのは、オフィス環境事業本部 開発創造本部 ICTソリューション推進部の松井 若奈です。


「だれでもICTを使える世界」を目指して

ICTソリューション推進部松井 若奈
ICTソリューション推進部
松井 若奈
松井 若奈(まつい・わかな)
オフィス環境事業本部 開発創造本部
ICTソリューション推進部


ICTソリューション推進部の松井です。普段はオフィスのICTツールの販売支援を担当し、営業同行や見積、提案資料の作成などを行っています。近年、ICTツールへの関心や導入相談が高まる一方で、機能の高度化やアップデートのスピードも加速しています。そのため、お客様に最適な活用方法をご提案するには、より専門的な知識や柔軟な対応力が求められるようになっています。ICTツールのさらなる普及・販売促進に向けて、社内体制やプロセスの強化が必要だと考え、社内の他部署を巻き込みながら業務を推進していく力を身につけたいと思い、そのヒントを得るために共創アンバサダーに応募しました。
私が設定したマイプロジェクトは、「だれでもICTを使える世界」です。私は2年前まで情報システム部に所属しており、社内からのシステムに関する問い合わせ対応に日々追われていました。そうした業務の中で、システムに困っている人たちがもっと楽になる方法はないのかと考えるようになったのがきっかけです。

 

共創アンバサダーが担う「新しい価値創出」

市場環境が大きく変化するなかで、部門や組織の枠を越え、多様な人とともに新たな価値を生み出していく共創の力がますます重要になっています。そうした背景のもと、この共創アンバサダーでは、参加者一人ひとりが共創人財として成長し、共創活動で得た知見の自業務への還元、さらには個人の想いや挑戦から生まれる共創の輪を社内外へ広げ、新しい価値創出の土壌を育んでいくことを目指しています。
今後全社へ展開していく可能性も視野に、2025年度はスモールスタートとして、オフィス環境事業本部の首都圏で働く従業員を対象に参加者を募集し、営業、空間デザイン、スタッフなど幅広い職種、さまざまな部門から12名が参加しました。参加者は、自身のアイデアをもとにしたテーマを「マイプロジェクト」として一人ひとつずつ設定。書籍『ゼロからの共創』をベースにした講義やディスカッションを通じて共創の理論を学びながら、並行して各自のマイプロジェクトに取り組みます。約6カ月間のプログラムの中で自ら社内外に共創パートナーを広げながら、イベントなどの企画・開催を通じて、企画提案力、ファシリテーション力、対人関係構築力など、価値創出に必要なビジネススキルを磨きます。

ゲームやクイズでICTツールへの苦手意識を払しょく


マイプロジェクトを進める中で、ICTツールを「ちょっと苦手」と感じている方に向けて、ICTツールを楽しく使ってもらいたいという思いを込め、2026年3月にガーデンコート25階で「ICTを楽しく使ってみよう!」というイベントを開催しました。
オカムラがICTツールとして販売しているMAXHUB「All in One Meeting Board」(マックスハブ「オールインワンミーティングボード」、以下ミーティングボード)は、WEB会議やプレゼンテーション、ホワイトボードなどの機能を統合したインタラクティブホワイトボード(電子黒板)です。多機能である一方、初見では「何ができるのか分かりにくい」と感じられやすい製品でもあります。また、オカムラの全国の拠点に導入されているものの、十分に活用されていない場面もあるのではないかと感じていました。そこで、このイベントではミーティングボードを活用し、ゲーム形式でコミュニケーションを取りながら実施することにしました。


はじめにアイスブレイクとして、今回のイベントのために制作した「ICTあるあるビンゴ」に挑戦してもらいました。
「1回やっただけだと忘れる」「わからないことがあれば、とりあえず人に聞く」など、ビンゴカードには“あるある”な項目を24マス並べました。参加者からは「あるあるすぎて、ほとんど当てはまる!」「逆にあてはまらないものがない!」といった声が上がり、会場は大盛り上がり。「Web会議に入れなくて、結局お客さんと電話で済ませちゃったことがあります」などの失敗談も共有されました。

次に、ICTツールに関連するクイズを実施しました。クイズを出題しながら、書き込み機能や写真共有機能などミーティングボードの16種類の機能を紹介。参加者にはコードを読み取ってスマートフォンから回答してもらいました。
さらに、16種類の機能の中から参加者が「すごい!」「面白い!」と思った「推し機能」を、実際に試してみる時間も設けました。ICTソリューション推進部のサポートメンバーに質問しながら、スマートフォンのミラーリング機能などを体験し、ICTツールへの苦手意識の払しょくを図りました。

参加者からは「ウェブ会議では使っていたけど、それ以外にもたくさん機能があることを知れた」「タイマーやスマホのミラーリングは会議で積極的に使いたい!機能を使いながら楽しく仕事したいなと思いました」「ミーティングボードの操作、意外と簡単かも!」といった声が寄せられ、和気あいあいとした雰囲気でイベントが終了しました。


想いを分かちあい、サポートしあうことも共創の一つの形


今回のイベントを通じて、ICTツールに苦手意識を持っていた方々に、ICTツールを楽しく使ってもらうための良いきっかけを作ることができたと感じています。ただ、このようなツールはしばらく使わないと忘れてしまうものなので、イベントでの経験を日々の業務でも実践してもらえたら嬉しいですし、ICTツールを使う輪がもっと広がっていけばいいなと思っています。


以前の私は、共創という言葉に対して、「何か革新的なものを生み出さなければならない」というイメージを持っており、少し構えて捉えていました。しかし、「共創アンバサダー」に参加してみて、その考え方が変わりました。アイデアを形にする前段階として、まずは誰かに考えを共有し、対話を重ねること自体が、次のステップに進むために重要なプロセスなのだと実感しました。想いを分かちあい、サポートしあうことも、共創の一つの形なのだと感じました。


そして今回の学びは、私自身の担当業務にも確実に活きてくると感じています。ICTツールの販売促進は、部門内だけで完結することではなく、社内の環境がまだ十分に整っていないと感じる場面もあります。今回の活動を通じて実感した「想いを分かちあい、サポートしあう」関わり方を、他部署の方々とも広げ、小さな相談や情報共有から仲間を増やし、一緒に進めていける体制をつくっていきたいです。
「共創アンバサダー」として得た気づきやつながりを日々の業務に還元しながら、ICTツールを「ちょっと苦手なもの」から「楽しいもの」へ変えていくきっかけを、これからも増やしていきたいと思います。


編集後記

松井の取り組みから感じたのは、共創が特別なスキルや肩書きではなく、日常の延長線上にあるということでした。ICTツールに苦手意識を抱く人の気持ちに寄り添い、楽しみながら「一緒に試してみる」場をつくる――その行為自体が、すでに共創の実践なのだと気づかされます。後編では、異なるテーマに挑むもう1人の共創アンバサダーをご紹介します。共創の多様なかたちにも、ぜひご注目ください。(編集部)

OKAMURA 新卒採用情報

TAGS