2025年3月から「OKAMURA Lifestyle Store」で販売している子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」。以前も紹介したとおり、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマにした個人向け製品です。 今回は、発売後のmirumioについて、最新トピックを2つお届けします。
子育て支援の観点で評価された、新たな市場への挑戦
mirumioは、第6回「日本子育て支援大賞2025」を受賞しました。この賞は、一般社団法人日本子育て支援協会が主催するもので、子育てママとパパ、さらにはその祖父母が実際に"役立った価値"を評価します。今回受賞したのは、31商品・サービス、5自治体。オカムラを含む企業部門の受賞は、住宅、食品からデジタルデバイスまで多岐に渡ります。なお、オカムラは、mirumioで初の受賞となりました。子どもと一緒に成長する学習家具「mirumio」
小学生から高校生、さらには大人まで長く使える工夫が随所になされています。成長期の子どもの体格に合わせるため、天板の高さ調整だけでなく、座面の奥行調整ができるのも面白いですね。長期間使用できるような、シンプルで洗練されたデザインも魅力的です。
ブランドマーケティング部 岩田 友香
この受賞について、mirumioの企画担当であるブランドマーケティング部 岩田 友香は、次のように語ります。「子育て支援大賞は、オカムラとしても、mirumioとしても初めてエントリーしたアワードです。第6回となる今回は、例年に比べて応募数も多かったと聞き、その中で無事に受賞できてほっとしました。オカムラの『未来の子どもを育てるための製品』というmirumioに込めた思いを評価してもらえてよかったです」
受賞によって「子育て支援」の幅広さも発見だったと岩田。「子育てというと乳幼児が中心の商品・サービスが多いと思っていましたが、受賞したものは多種多様でした。表彰式でさまざまな企業の方とお話する機会もあり、学習支援の観点からも、mirumioを通した他社との共創の可能性も感じました」
受賞によって「子育て支援」の幅広さも発見だったと岩田。「子育てというと乳幼児が中心の商品・サービスが多いと思っていましたが、受賞したものは多種多様でした。表彰式でさまざまな企業の方とお話する機会もあり、学習支援の観点からも、mirumioを通した他社との共創の可能性も感じました」
mirumioを体験できる企画展示も実施
mirumioは、個人向けブランドECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」専売製品のため、お客様に体験してもらう機会は、オカムラのショールーム内など限られます。そこで2025年の夏休み時期を中心に、多くの方にmirumioを体験してもらうための企画展示を実施しています。【明日見世-asumise-】
大丸東京店(千代田区丸の内)の9階にある「明日見世」は、商品を「知る・試す・考える」ショールーミングから、買い物、カフェ、インスタレーション、イベントまで楽しめる「複合型体験ストア」です。この明日見世で、実際にmirumioを体験可能。試したその場で「OKAMURA Lifestyle Store」からの購入も可能です。展示期間:2025年11月11日(火)まで
明日見世(asumise)
relark
relarkは、東急が運営するワークラウンジ(シェアオフィス)。横浜市青葉区のrelarkたまプラーザ店、美しが丘店では、夏休み期間に小学4年生から高校3年生までを対象にした30日利用放題プランを提供。それにあわせて、この2店舗でmirumioのチェアの体験展示を行います。利用した方には、mirumio購入時に使える優待も用意されています。
※mirumioチェアを体験するには、ラウンジ利用料金が必要です。利用料金をお支払いせずにmirumioチェアを体験することは出来かねますので、ご了承ください。
mirumioチェアの設置数には限りがあります。混雑時には体験できない場合もありますのでご了承ください。
ほか利用については対象店舗のWebサイトをご確認ください。
展示期間:2025年9月30日(火)まで
relarkたまプラーザ店
relark美しが丘店
編集後記
企画担当の岩田は、「日本子育て支援大賞の受賞や、ショールームを飛び出した企画展示が、mirumioを多くの方に知ってもらう機会につながってほしい」といいます。なお、mirumioは、大人になっても使い続けてもらえるよう"子どもっぽさ"を排除しているデザインが評価され、2025年8月に「第19回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)も受賞しました。
BtoB(※1)の事業が中心のオカムラにとって、mirumioがBtoC(※2)の市場で認知されていくことは、新しい価値創造につながるように感じます。「人が活きる社会の実現」を目指して、mirumioから子育て・教育の分野での取り組みが、この先どう広がっていくのか楽しみです。(編集部)
※1:Business to Businessの略。企業間の取引
※2:Business to Consumer/Customerの略。企業と消費者の取引