東京2025デフリンピックが2025年11月15日~26日に開催されます。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD:International Committee of Sports for theDeaf)が主催し、夏季と冬季それぞれ4年毎に開催される、聴覚障がいのあるアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。東京デフリンピックが100周年の記念すべき大会となり、70~80か国から約3000人の選手が参加します。
開催を間近に控え、メディアなどでも紹介されているのをご覧になった人も多いのではないでしょうか。そんなデフリンピックについて、オカムラの首都圏事務センターに所属、プライベートではデフバスケットボール選手としても活動する鈴木 聡太から紹介します。また、デフバスケの魅力についてもお伝えします。
オカムラメンバーが紹介するデフリンピックとデフバスケットボールの見どころ
首都圏事務センターの鈴木です。売掛金、請求書発行や入金引当などの業務を担当しています。プライベートではデフバスケのプレイヤーとして活動しており、仕事と競技ともに頑張っています。今日は開催が近づくデフリンピックと、デフリンピックで開催される競技の一つデフバスケについて紹介します。鈴木 聡太
オフィス環境事業本部
首都圏事務センター
首都圏事務センターで売掛金関連、請求書発行や入金の引当などを主に担当。手話体験講座など、社内向けイベントで講師を務めることも。プライベートではデフバスケの選手としても活動し、平日は定時後から練習に励んでいる。
デフリンピックとは「デフ」+「オリンピック」を組み合わせた言葉で、デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。デフリンピックは国際的な「聞こえない、聞こえにくい人のためのオリンピック」で、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年ごとに開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。デフリンピックはパラリンピックよりも歴史が長く、今回の東京デフリンピックが100周年の大会となります。
全部で21の競技のうち、私がプレーしているデフバスケについても紹介します。
通常のバスケットボールと基本的なルールは変わりませんが、選手全員が聴覚障がい者ですので、審判の笛やテーブルオフィシャルのブザーの音が聞こえません。そのため、コートの対角にいるフラッグマンが旗を振って選手に視覚的に情報を伝えます。
見どころは、ほかのデフスポーツ競技でも共通している点ですが、試合中に「ろう者」「難聴者」「健常者」がどのようにコミュニケーションを取っているか、というところだと思います。
「ろう者は発声せず、手話のみを使う。難聴者はある程度発声できる、聞こえる」という印象を持っている方もいるかもしれません。実際は、聞こえ方の違いやこれまでの生活環境などさまざまな要因によって、選手もスタッフも、コミュニケーション方法などは一人ひとり異なります。スタッフの健常者には手話を使える人もいれば、使えない人もいます。
攻守の切り替えが激しい流動的な展開の中、制限時間が多くテンポの速い競技であるデフバスケ。選手たちがコート上でどのようにコミュニケーションを取っているか、そこが一番の見どころです。また参加する国によってコミュニケーション方法も違うため、これもデフリンピック競技のおもしろさです。
対戦相手の組み合わせは抽選で決まり、デフバスケ男子日本の初戦相手はなんと世界ランキング1位のウクライナです。
ぜひ会場で実際に競技を見ていただけるといいのでは、と思っています。いろいろな会場で開催されますので、デフバスケ以外の競技でも行きやすい場所で開催されるのであれば、そちらに足を運んでみるのもおすすめです!
東京2025デフリンピック観戦ガイド
オカムラメンバー講師による手話体験講座開催
オカムラグループは、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン方針」のもと、さまざまな属性・価値観・発想を持つ従業員一人ひとりが働きやすく、十分に能力が発揮できる、「人が活きる」環境づくりに取り組んでいます。
2025年9月17日東京・赤坂のインターシティAIRにあるラボオフィス「CO-Dō LABO(こうどうらぼ)」にてサステナビリティ推進部 DE&I推進室主催の社内向け手話体験講座が開催されました。昨年、一昨年に続き今年で3回目の実施となりました。
講師は聴覚障がいのある従業員が担当、日常取り入れやすい手話を紹介し、日頃の働き方の工夫についても発信しました。気軽に参加しやすいようお昼休みに、リアルと遠隔からも参加できるようオンライン両方のハイブリッドで開催され、多くの人が参加しました。
障がいの有無に関わらず、多様な従業員が違いを認め合いながら働く環境をつくり出していくために、オカムラグループでは「ともに、はたらく。」指針を制定しています。
多様なメンバーがお互いを理解しながら日々働くことの積み重ねが、職場やオカムラ自体の風土をつくり、ひいてはオカムラが目指す「人が活きる」環境づくりにつながっていくはずです。