東京・赤坂のインターシティAIRにあるラボオフィス「CO-Dō LABO(こうどうらぼ)」が、「社内共創」をテーマにしたオフィスにリニューアルし、2024年9月25日(水)より完全予約制で顧客企業向けの見学を開始しました。今回リニューアルした「CO-Dō LABO」は、「社内共創」がテーマです。従来のオフィスを増床し、オフィス環境事業本部と物流システム事業本部の2つの事業部がワンフロアの同じ空間を拠点としています。ここまで大きな規模での異なる事業部の同居という試みはオカムラでも初めてです。「CO-Dō LABO」では、事業部の垣根を超えたコミュニケーションや共創を通じて、新たな絆や気づきの創出を促進するための様々な仕掛け、運用、ICTツールにトライアルしています。フロアの中心に構築した社内共創空間「陽だまり」もその一つ。事業部を超えたさまざまな共創を促す空間です。用途に合わせて空間を変えられるカーテンやフレキシブルな家具で構成されており、イベントや勉強会、打ち合わせなど、多様な使い方が可能です。
2024年8月2日、リニューアル後初めての社内共創イベントとなる「ファミリーイベント&夏祭り」を、社内共創空間「陽だまり」で開催しました。開催の経緯や当日の様子について、担当メンバーに語ってもらいました。
イベントを通じて事業部を超えたつながりを強化!
オフィス環境事業本部
働き方コンサルティング事業部
スペースデザイン部
担当業務は、オフィス構築に係る設計業務を行う。今回のイベントでは、ファミリーイベントの運営リーダーを担当。
昨年、改装前に開催された際も、従業員やその家族に大変好評でした。今年は新たに物流システム事業のメンバーも加わり「事業部を超えたつながりの強化」をテーマに、企画を進めました。
今年も前半はファミリーイベント、後半は夏祭りの二部制イベントとして開催しました。従業員の家族をオフィスに招待し、ファミリーイベントでは、子どもたちにシールラリーを通じてお父さん・お母さんの働く職場を知ってもらいました。夏祭りでは、本格的な屋台を出店し、本物さながらの夏祭りを演出しました。ゲームやレクリエーションも用意し、従業員やその家族を含め、事業部の垣根を超えて交流を深める場を提供しました。
第一部「ファミリーイベント」
企画のスタート時は、ビジネス領域の異なる2つの事業部のメンバーが、同じフロアで働くようになったばかりの頃。まだ互いの仕事内容や製品をほとんど知らない状態でした。テーマの「事業部を超えたつながりの強化」に向けて、今回のファミリーイベントと夏祭りがお互いを知る良い機会となるよう、それぞれ担当に分かれて企画を進めてきました。
当日は、まずオカムラの歴史やオフィス環境事業、物流システム事業についての説明を行いました。その後、オフィス見学ツアーを実施。楽しみながら職場や仕事について理解を深めてもらえるように、オフィス内を回ってシールを集め、最後にプレゼントがもらえる工夫をしました。また、製品を体験してもらうために、オフィス全体を回遊できるコースも設定しました。
参加者はシールを集めることで達成感を得て満足そうでした。また、そんな参加者をリードする、各グループの引率者や常駐スタッフのトーク力も光っていました。
第二部「夏祭り」
第二部「夏祭り」の様子については、物流システム事業本部の植田さんに紹介していただきます。
物流システム事業本部
ソリューションデザイン部
デザイン推進室 デザイン担当
担当業務は、物流システムの提案設計。今回のイベントでは、夏祭りの運営リーダーを担当した。
夏祭りでは、屋台の出店と参加者全員で楽しめるレクリエーションを2つ企画しました。本物の夏祭りの雰囲気を出すために、屋台セットや提灯、法被をレンタル。当日はファミリーイベントが進行している裏で、夏祭りの準備を進めていきました。直前にレンタル品が届かないなどのトラブルもありましたが、多くのメンバーのサポートもあって、滞りなく準備を終えることができました。
今年は新たに物流システム事業が加わったことにより、参加者数が前年の2倍ほどの140名以上となりました。タピオカが特に大盛況ですぐにミルクティーが品切れてしまいました!前日に乾燥タピオカの戻し方で何時間も苦戦していましたが、皆さんに喜んでいただけたことで報われました。
レクリエーションでは、全員が楽しめる「ビンゴ大会」と、チーム対抗で盛り上がる「ピンポン玉リレー」を企画しました。
ビンゴ大会は全員参加で、特賞には「選べる家電カタログ」や「アイスのカタログ」を用意。大人も子どもも熱中しました。
ピンポン玉リレーでは、年齢や性別、事業部が混ざるようにチーム分けを工夫。新たな交流にもつながったと思います。想像以上に勝負は白熱し、2位になったチームの子どもが悔しがるほど。その本気さが嬉しかったです。チームで励まし合う姿も微笑ましく、印象的でした。
2つの事業部のつながり強化で、活き活きと働くオフィスをめざして
イベント後、参加者によるアンケートでは、5点満点中でファミリーイベント4.79点、夏祭り4.97点という高い評価を得ました。この結果をふまえて、運営リーダーの2人に、今回の取り組みを振りかえってもらいました。
「イベントを通じて、運営スタッフ、参加者、拠点メンバーの温かさや優しさを改めて実感し、イベント運営リーダーとして、スタッフの対応力にとても助けられました。また、その他大勢のメンバーによる協力のおかげで、イベントを無事に実施することができました。互いの事業部を知り、フラットに話しかけられるきっかけとなり、改装した壁のない共創空間で一体感が増したと感じています」(ファミリーイベント運営リーダー 清水)
「参加したメンバーからは『普段関わらない人と仲良くなれた』や『新たな交流から仕事の引き合いにつながる話ができた』などの声が寄せられました。目的である「オフィス環境事業本部と物流システム事業本部のつながり強化」は達成できたと感じています。今後もさまざまなイベントを通じて、拠点を盛り上げていきたいと思います」(夏祭り運営リーダー 植田)