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クリエイター3名のインスタレーション「OPEN FIELD」 社内デザイナー協働で空間デザインの多面的実践!

2023.09.22
「人が活きる」社会の実現をめざす、株式会社オカムラ。そんなオカムラの最新トピックをお伝えするのが、この「オカムラを知る!」シリーズです。新製品の開発時エピソードから、社内のちょっとした活動まで、オカムラグループのさまざまな取り組みを紹介していきます。

オカムラが主催する「OPEN FIELD(オープン・フィールド)」第1回企画展を2023年9月19日(火)~9月29日(金)までオカムラ ガーデンコートショールームにて開催しています。このOPEN FIELDには社内デザイナーをはじめとしたオカムラ従業員も多く参画しています。概要をお伝えしつつ、プロジェクト参加メンバーの声を紹介します。

オカムラ主催企画展 OPEN FIELDとは


OPEN FIELDは、建築史家の五十嵐 太郎氏をキュレーターに迎え、オカムラ ガーデンコートショールームにて気鋭のクリエイターによるインスタレーションを発表する企画展です。第1回となる今回は、建築家の中村 竜治氏、アーティストの花房 紗也香氏、テキスタイルデザイナーの安東 陽子氏に参加いただき、「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ ―空間、絵画、テキスタイルを再結合する」のタイトルでインスタレーションを展示します。
またOPEN FIELDでは、オカムラのデザイナー職の従業員との協働や学生が参加できるイベントも実施し、空間デザインの多面的な考察を実験しています。
OPEN FIELD 第1回企画展のようす。撮影:中村竜治建築設計事務所
OPEN FIELD 第1回企画展のようす。撮影:中村竜治建築設計事務所

社内デザイナーがクリエイターと協業、学びの機会に


初めての試みとなったOPEN FIELD。開催準備や関連イベントに向け、オカムラ社内のオフィス事業を中心としたデザイン関連部門に希望者を募り、「デザイン部会」を発足しました。今回参加いただく建築家の中村氏、テキスタイルデザイナーの安藤氏、画家の花房氏とともに、展示に向けての準備をはじめ、OPEN FIELDロゴや展示物の一部である柱を使った家具デザインコンテストなど、さまざまな取り組みを行っています。

デザイン部会メンバー以外のデザイナーにも、ワークショップ開催や関連セミナー聴講などの機会を設けています。日々忙しい業務の傍らの活動ですが、気鋭のクリエイターのみなさんと接することで得る知見、社内デザイナー同士でもコンテスト参加や意見交換から、通常の業務とは異なる刺激を多く吸収する機会となっているようです。

また、展示期間の受付や誘導スタッフとして、デザイナー職を志す学生の皆さんも参加しています。OPEN FIELDの取り組みやオカムラのデザイナーとのやり取りを通じて、オカムラを知る機会としてほしいというのがねらいです。
 

OPEN FIELD運営に参加するオカムラメンバーのコメントを紹介します。
市場開発部 麻生 菜摘(2021年入社)
市場開発部 麻生 菜摘(2021年入社)
オフィス環境事業本部
市場開発部 企画センター
麻生 菜摘

担当業務としては、ゼネコンや設計事務所の関係者の皆様とともに、建築と内部を融合させるべく基本設計に向けたフィッティングプランの作成・製品提案を行っています。オカムラ製品の愛用品はSwiftFinoraです。

今回のOPEN FIELDで、デザイン部会のリーダーを担当しています。デザイン部会のさまざまなイベントの企画・運営を行うとともに、社内デザイナーとしても参加しているので、家具コンテストなどにも応募しています。また、誘導スタッフの調整や事前勉強会を通して、参加する学生さんにもイベントの見どころだけでなくオカムラの魅力が伝わるように努めています。

建築物としての柱がこのような形で表現される姿には、展示内容を耳にした瞬間からわくわくしました。学生時代から建築を学ぶ中で柱のイメージは「建築に不可欠で、かつ硬く重々しいもの」。しかし今回の展示では、細く柔らかな形状の杉柱をテキスタイルで固定し、2枚の絵も敢えて分割して展示しています。見る人によって見え方の違う新しい形のアートとなる。デザインする者として、中村さん、安藤さん、花房さんの考え方に触れるたびに味わったことのない不思議な感覚になります。

デザイン部会の関わるイベント数は15種を超え、業務の傍らでの企画・運営は大変なこともあります。しかし、人と関わることが大好きなので、普段関わることのない多くの方々と関り合いながら、一緒に成し遂げることのおもしろさ・やりがいも大変大きいです。さまざまな考え方や想いに触れ刺激を受けるとともに学ぶことも多く、このような機会に恵まれたことを嬉しく思っています。イベント会期は9月で終わりますが、関連イベントは12月まで続きます。デザイナーとして参加しているので、これからも業務に活かせることや自分にないものを吸収しながら、一つひとつのイベントを楽しみつつ盛り上げて来年以降につなげていきたいと思います。
WORK MILL統括センター宮野 玖瑠実(2021年入社)
WORK MILL統括センター
宮野 玖瑠実(2021年入社)
働き方コンサルティング事業部
WORK MILL統括センター
宮野 玖瑠実

オカムラの共創空間、Open Innovation Biotope "Sea"でのイベント企画運営を担当。OPEN FIELDには異動前の市場開発部所属時から参画、全体の進捗管理や社内外の連絡調整など、裏方の運営として携わっています。

今年から新しく企画が始まったOPEN FIELDですが、ありがたいことに、たくさんの社内デザイナーが関わりたいと手を挙げてくれました。所属や年次の異なるデザイナー同士がつながり、通常業務では体験できない様々な活動に取り組んでいることを、嬉しく感じます。

また、運営期間中には、社内外の様々な方にご協力いただきながら準備を進めてきました。一つのイベントを開催するのに、これだけ多くの部門や人が関わっていることを初めて知り、感謝しています。今回の貴重な経験をベースに、今後WORK MILLの活動にもつなげていきたいと今から意気込んでおります!
社内外のたくさんの人の思いが詰まった、10日間の特別展示。ぜひ会場までお越しください。

3名の異なるジャンルのクリエイターによる、絵画とデザインをともに体験できる風景としてのOPEN FIELD。一般公開される空間をつくりあげることにとどまらず、オカムラのデザイナーをはじめ、デザイナー志望の学生の皆さんにとっても新しい人とのつながりや知見を得る機会になっています。

記事メインカット撮影:中村竜治建築設計事務所
 

社員のデザイナーもさまざまな形で参画
社員のデザイナーもさまざまな形で参画

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