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つながり強化再始動! 社員ファミリーイベント開催

2023.09.07

「人が活きる社会の実現」を目指す、株式会社オカムラ。ここでいう「人」は、世間一般の人々、顧客、そしてオカムラで働く私たち自身も含みます。このシリーズでは、「人が活きる」組織となっていくための、オカムラの進化や変革にスポットをあてて紹介します。

長く続いたコロナ禍の影響で、人のリアルなつながりが希薄になった面も生じていると言われます。アフターコロナの今、部署や世代を超えたつながりをつくるきっかけとなるイベントをしたい。こんな思いから、東京・赤坂のインターシティAIRにある拠点で、8月にファミリーイベントと夏祭りからなる、題して「SUMMER FESTA 8部署集う大縁日」を開催しました。所属メンバー自らが、どのように拠点を盛り上げるか、より働きやすくするためにできることを考えながら企画・実施した社内イベントです。イベント実行委員長を務めたオカムラメンバーに、開催の経緯や当日のようすを語ってもらいました。

イベントを通じて社内タテ・ヨコ・ナナメのつながりを強化

市場開発部 麻生 菜摘(2021年入社)
市場開発部 麻生 菜摘(2021年入社)
オフィス環境事業本部
市場開発部 企画センター
麻生 菜摘

担当業務は、ゼネコンや設計事務所とともに、基本設計に向けたフィッティングプランの作成や製品提案などを行う。今回のイベントでは実行委員長を担当。
皆さんこんにちは、オカムラ 市場開発部の麻生です。2023年8月、東京・赤坂のインターシティAIR拠点の所属メンバーで社内イベント「SUMMER FESTA 8部署集う大縁日」を、アフターコロナになってからは初めて開催しました。今日はこのイベントについてお伝えします。

コロナ禍ではイベント関連のほとんどが開催制限を受けましたが、約150人が在籍するこの拠点でも、対面での交流が減り、メンバー同士の「タテ・ヨコのつながり」が希薄になっていました。業務上でもリアルでのやり取りが減っていた中、業務で関わりのない部門や世代を超えた「ナナメのつながり」をつくるのは、さらに難しい状況でした。

アフターコロナを迎え、「今こそ対面で拠点メンバーがつながる機会をつくりたい!」と、組合や、拠点自治会のレクリエーション担当、働きがい向上のための活動展開グループなどの合同で、タテとヨコに加えて「ナナメのつながり強化大作戦」をテーマに企画を進めました。
今回は、前半はファミリーイベント、後半は夏祭りの二部制イベントとして開催しました。拠点メンバーの家族をオフィスへ招待し、ファミリーイベントでは、子どもたちにお父さん、お母さんの働く職場をゲームで遊びながら知ってもらいました。夏祭りでは、軽食やドリンクを準備し、縁日をテーマに夏らしさを演出しながら、拠点メンバーが気軽に交流できるような場づくりをしました。
オフィス見学ツアー。拠点メンバーの家族が参加
オフィス見学ツアー。拠点メンバーの家族が参加

オフィスに子どもたちの声。夏祭りをテーマに縁日も開催

イベント企画当初のキックオフミーティング時から、運営メンバーは「つながりを強化したい」という方向性で一致していました。ファミリーイベントと夏祭り、それぞれ担当に分かれて企画を進めてきました。

当日は、ファミリーイベントでは子どもたち用の名刺をつくり、ビジネスシーンさながら名刺交換をしたり、拠点内で使用するオカムラ製品に触れてもらったりしました。オフィス見学ツアーは、子ども目線を意識し、職場の雰囲気を感じ取ってもらえるよう工夫しました。オフィス見学中に執務エリアで子どもたちの声が聞こえると「癒されるね」と話すメンバーもいたり、普段は話す機会の少ないメンバーでのコミュニケーションも生まれていました。また子どもたち同士が友達になることで、親同士も話すきっかけができるという場面も。全体的に暖かな雰囲気ができ、普段のオフィスでは、なかなかできないようなコミュニケーションを取れたことは、貴重な機会となりました。

オフィスに子どもたちの声が響き、メンバーからは「癒される」とのコメントも
オフィスに子どもたちの声が響き、メンバーからは「癒される」とのコメントも
その後の夏祭りは、とにかく話しやすい雰囲気づくりに注力しました。本格的な縁日をつくるためセットをレンタルし、射的やかき氷屋さんのテントを張ったり、お祭りの提灯を吊るしたりと、運営メンバーだけでなく多くの人のサポートを受けながら事前準備をしました。
運営メンバーははっぴを着たり、参加者に有志で浴衣の着用をお願いしたことで、より縁日感が生まれました。
会場では、焼き鳥やビールといった「縁日っぽいメニュー」を、感染リスクを考慮して個別包装で提供。コストカットのために容器を統一し、手作りのラベルで演出しました。
 
浴衣で参加する人も。夏祭り感がアップ
浴衣で参加する人も。夏祭り感がアップ

夏祭りでは、縁日を楽しむだけでなく、誰でも簡単に参加できるゲームを部門対抗戦で開催。参加者全員ができるだけイベントに関わり、楽しんでもらえる工夫をしました。準備はスムーズに進んでいたものの、当日になってかき氷の発注ミスや綿あめ用のザラメが届いていないなどのハプニングがありました。それでも運営メンバー、参加者ふくめ全員で一致団結し、なんとか開催できたことは大きな喜びとなりました。

部門対抗のゲームもあり盛り上がりました
部門対抗のゲームもあり盛り上がりました

働きがいを実感し、活き活きと働くために。タテ・ヨコ・ナナメのつながりを強くする

今回実行委員長として、参加者にはもちろんですが、運営メンバーにも楽しんでもらうことを「裏の目標」にしていました。運営が楽しめないイベントは、参加者も心からは楽しめないのではと思ったからです。開催までの運営ミーティング時は、各自担当業務で忙しい中でみんなの時間をもらっている、という意識を忘れず、今回はなんのために集まっているのか、と目的をはっきりさせて、事前準備から事後の共有まで徹底することを心掛けてきました。イベント後、参加者によるアンケートでは5点満点中、ファミリーイベント4.95点、夏祭りでは4.86点という結果となりました。皆で楽しみながら、同時に、タテ・ヨコだけではなく、ナナメのつながり強化の一助になったのではないかと思っています。

今回、拠点のいろいろな人同士がコミュニケーションをとる場面で「名前を今更聞けない問題」というものがある…と気づけたので、次回イベントでは見やすい名札を準備しよう!という学びもありました。通常業務との並行で大変なこともありましたが、運営メンバー全員の協力で成功させることができ、今回このメンバーで取り組めてよかったと心から思っています。

運営メンバーと。他にも大勢が関わって実施しました
運営メンバーと。他にも大勢が関わって実施しました

すぐには広く深い関係構築ができなくても、まずは気軽に挨拶できる関係から、少しずつ交流が生まれるはずです。今回のイベントで取り組んだ「ナナメのつながり強化大作戦」がさらに浸透し、今まで以上にそれぞれが活き活きと働けるよう、これからも皆で一丸となって所属拠点を盛り上げていきたいと思います!


コロナ禍を経て、オカムラだけでなく多くの組織でも、社内メンバーのつながりが薄くなってしまったという悩みがあるかもしれません。この拠点ではコロナ前からリアルイベントを開催していましたが、コロナ禍ではオンラインとハイブリッドでのイベントにチャレンジと、さまざまな取り組みをしてきました。止まっていたリアルイベントの復活、当日の拠点メンバーと家族の笑顔からは、社内のタテ、ヨコ、そしてナナメのつながりが生まれはじめたことが伝わりますね。(編集部)

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