特集 オカムラ内定者のリアルな就活「ガクチカ」と「企業研究」

2023年4月、オカムラグループ全体で192人の新入社員が入社しました。編集部では、彼らがまだ学生だったころ、一部を対象に「内定者向けアンケート調査」を実施しました。今回は、その調査結果から入社前の学生視点による生の声とともに、一部分を紹介します。ピックアップしたのは、オカムラ内定者の「ガクチカ」と「企業研究」です。特に学生のみなさんは、今後の就活の参考にしていただけたらと思います。
 

“ガクチカ”の上位は「部活」「サークル」「アルバイト」

就活では避けて通れない「ガクチカ（学生時代に力を入れたこと）」。特に、コロナ禍でさまざまな活動が制限された中、思い描いていたようなキャンパスライフを送れなかったという人もいるのではないでしょうか。オカムラ内定者は、どんなテーマでガクチカをまとめたのか、ランキング形式で紹介します。
 
この設問は、自由回答だったため、大きく5つに分類して集計しています。多かったのは、部活やサークル、文化祭委員などの「学内活動系」と「アルバイト系」でした。次いで、興味あるものに熱中する「趣味系」、本業をまっとうする「学業系」、社会活動に精を出す「ボランティア系」という順番でした。

ここでいくつか、内定者の声をご紹介しましょう。
 

• さまざまなアルバイトを通して社会の仕組みを理解しようとした。親元を離れての4年間は自身の自律心を育てた。

• ラグビー部一筋。ただ、練習と食事と睡眠の日々ではなく、主務の仕事やSNSによる広報活動などさまざまな方面からラグビー部に貢献してきました。

• 新型コロナウイルス流行前はサークル活動や友人との時間を楽しんでいましたが、流行後は少人数でもできる釣りやサウナ巡り、野球観戦などをしてきました。

• 思い立ったらすぐしたい性格で、友人と予定が合わないことも多く「一人焼肉」「一人旅行」「一人スキー」「一人ドライブ」などなど、「一人〇〇」は大抵制覇しています。

• 47都道府県制覇を目指してたくさん旅行に行くなど、自分自身に使える時間が多い学生時代だからこそできる自己投資に時間を費やした。

コロナの影響で制限のある学生生活の中でも、自分らしい取り組みができたのは、「学内活動系」と「アルバイト系」だったことが、彼らの声からもうかがえます。

企業側が「ガクチカ」で重視しているのは、学生時代に「何を成したか」という〈結果〉そのものよりも、その出来事とどう向き合ったか、そこで何を感じたのかといった、〈姿勢〉や〈過程〉〈獲得したもの〉です。オカムラ内定者のコメントの多くに共通していたのは、「置かれた環境や現状と向き合って、どうポジティブに行動してきたか」ということ。これはオカムラが掲げる「人が活きる」という考え方にもフィットしています。
 

内定者の企業研究、経営理念までしっかり理解

就活にあたって企業研究は、とても重要な要素です。今回のアンケート結果からわかったのは、内定者の企業研究において、オカムラの「経営理念」について、認知度はもちろん、理解度まで高かったことです。
オカムラは、2021年7月、既存の経営理念を一部改訂し体系的に整理した「オカムラウェイ」を策定しました。企業のパーパスやミッションが重要視されている現在、こうした経営理念は、就活生にとっても「大きな関心ごと」と言えます。ここでは、内定者が入社前にオカムラウェイをどれだけ知っていたのか、見ていきましょう。
 
さすがに「知らない」と回答した人はいませんでした。次に、「内容まで理解している」「知っている」と回答した内定者に、「どの機会で知ったのか」を聞いてみました。
 
会社説明会とオカムラのコーポレートサイトが大多数を占めていました。この中で注目したのは、2位のコーポレートサイトです。企業研究の段階で知ったケースも含まれていると思われます。なお、3番目のOkamura Live：）は、オカムラウェイに関連したコンテンツを発信している、このサイトです。公開されたのが2022年4月だったこともあり、2022年段階では、さほど参照されていなかったようです。

この2つの結果から、内定者はオカムラウェイを認知・理解していたことがわかります。自分が将来働くかもしれない会社について、企業研究を通して、見極めようとする真摯な姿勢を感じます。
 

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