オカムラウェイの一環として、「オカムラの人が活きる」ことを目的に、働きがいの改革を推進するプロジェクトとして「WiL-BE」を社内で展開しています。WiL-BEが取り組む4つのアクション 「Human Development」「Work Rule」「Work Smart」「Work Place」のうち、自社の働く場を改革する「Work Place」アクションの一環として、各拠点の移転・改装を進めています。
今日はオカムラの情報システム部、DX戦略部など複数部門が入居する横浜の拠点リニューアルについて、改装プロジェクトメンバー2名から紹介します。
オフィス空間を提供する会社に勤めながらも、オフィス空間つくりのノウハウがない私たち情報システム部メンバーですが、有志で募った熱い想いのあるプロジェクトメンバーを中心にOneTeamとなり「人が活きるオフィス」を手探りながらも追求し、まるで別荘のように過ごしやすく自然も取り入れたオフィスをつくり出すことができました。改装の経緯や新オフィス、名付けて「Digital Villa」の特徴をご紹介します!
情報システム部のあるべき姿を徹底的に考え抜き、その想いを土台にして「人が活きる」空間を創りあげるため、熱意のあるメンバーでプロジェクトチームを結成しました。また、この想いをプロジェクトチームだけに留まらせず、カルチャーとして浸透させるために、さまざまな委員会を設立しました。各委員会は、ここオーク横浜ビル4Fに入居する部門の全員が参画し、主体的に人や場をアップグレードするアイデアを考え続けています。
取り組みの中では特に、オフィスコンセプトの策定に注力しました。コンセプトに情報システム部のめざす姿を表現するため、打合せを毎週一時間必ず実施し、ワークショップ形式も工夫しながら活発な議論を行いました。それ以外にも、6か所の他拠点オフィス見学や、書籍での事例研究などを通じて、インプットを増やすことを心がけました。
何度も議論を重ねるうちに、プロジェクトメンバーには、ユーザー目線に立ち、もっと役に立つシステムをつくりたいという共通の想いがあることがわかりました。最終的には、
(ユーザーへ)発信し続ける
(ユーザーの)未来を考える
(ユーザーの)価値を創造する
という3つのキーワードを情報システム部のめざす姿として定めました。いずれも、ユーザーを想い、活かすためのコンセプトになると感じています。また、この想いを広め、繋いでいくことも大切にしています。今回の改装をきっかけに立ち上げた分野別の9つの委員会は、このコンセプトを軸にして主体的に活動しています。例えば、デジタル委員会ではICT技術を使ったチャレンジ、イベント委員会では交流を深め共創を促すイベント実施など、新しい試みを続けています。
一方、営業などの現場から離れた立場で支援するスタッフ部門ならではの苦労もありました。改装工程や自社製品に関する知識不足であったり、具体的なオフィスデザインをイメージできないなど、力を合わせても解決できない課題に多く直面しました。その際には、営業・デザイン・施工・ファシリティマネジメントなど、社内さまざまな部署からたくさんの支援・協力をもらいました。この改装プロジェクトに関わったすべての人たちが、それぞれの立場で真剣に人が活きる環境づくりに取り組んだことで、多くの人にとって来たくなるオフィスに生まれ変わったと思います。オカムラの一員として、私たち自身で人が活きる環境づくりに携われたことは、非常に価値があったと感じています。
今回、プロジェクトメンバーとしてオフィス改装に携わりました。
改装後の所感と今後についてお伝えします!
改装後はコミュニケーションをより誘発させるため、フリーアドレスを導入しましたが、今まで以上に担当間の垣根を越えた交流が生まれたのは言うまでもなく、担当間の情報交換もスムーズになり、より円滑に業務を進められるようになりました。
また、一人ひとりが、今回の改装プロジェクトで掲げたコンセプト
(ユーザーへ)発信し続ける
(ユーザーの)未来を考える
(ユーザーの)価値を創造する
以上を理解・共感することで、オカムラウェイの中核概念「人が活きる」への意識醸成へと繋げることができました。
これからも情報システム部として「モノづくり」に対して高い志を持ち、IT・デジタル技術の活用で新しい未来を創り続け、オカムラを支えたいと思います。
打合せで訪れる人から陸の孤島と言われるほど、横浜駅から少し距離はありますが…横浜界隈に足を運んだオカムラメンバーが「Digital Villa」(今回新しくネーミングされた拠点愛称です)へワーケーション気分!?で気軽に立ち寄り、コミュニケーションを取れる場になるといいなと思っています。
オカムラのスタッフ部門のなかでも大所帯の情報システム部。普段はオフィスづくりや働き方の提案には直結しない業務に携わるメンバーも、自分たちで働き方や働く場を考え、つくりあげたことは大きな自信になりました。新しくなった拠点から引き続き「人が活きる」ためにできることを考え、実践していきます。(編集部)