企業パーパスに「人が活きる社会の実現」を掲げるオカムラ。この「オカムラを知る!」では、オカムラグループのさまざまな取り組みを紹介していきます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日~10月13日で開催予定の大阪・関西万博。オカムラは「EXPO 2025 OKAMURA Challenge 人が活きる社会へ、自分を解き放て!」をテーマに「展示」と「催事」2つの面から出展を企画中です。社内の部門を超えたメンバーが関わり、「人が活きる社会の実現」を目指すオカムラらしさを広く発信する機会になります。オカムラの参加する内容について、社内事務局メンバーからWORK MILL統括センター 前田 英里が紹介します。
WORK MILL統括センターの前田です。巷でさまざまな話題が飛び交ってきた、うわさの大阪・関西万博。会場に行くのを楽しみにしている人も多いと思いますが、一方で「自分には関係ないし、よく知らない」「ミャクミャクっていうキャラクターを見たことあるくらい」、そんな方もいるかもしれません。
少し視点を変えてみましょう。万博を「自分も参加できる、世界を巻き込んだお祭り」と捉えてみたら、あなたはどう感じますか?
ワクワクしてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのたび、オカムラは万博に出展することになりました!
今日は、オカムラが参加することになった経緯や、出展内容についてご紹介します。
そもそも、万博とは?
万博とは、160年以上の歴史を持ち、時代に合わせて人類の将来ビジョンを提示してきた国際博覧会のこと。いよいよ半年後に開催が迫る2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。未来社会に向けたさまざまな企画や体験が目白押しの、地球規模の祭典です。
そして、何と言っても今回の大きな特徴は、「誰もが作り手になれる」こと。公式のTEAM EXPO 2025プログラムに参画することで、万博を「出展側として活用する」機会が開かれているのです。
なぜオカムラが万博に出展するのか?
2021年、オカムラはTEAM EXPO 2025プログラムの「TEAM EXPO共創パートナー」に登録しました。そして現在に至るまで、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とタッグを組み、万博の機運を高める活動を約3年にわたり実施。その信頼関係の中で「万博会場にも出展してみませんか?」というお誘いをいただき、今回の出展が実現しました。
オカムラは何をするの?
オカムラは「展示」と「催事」の2つの枠で参加します。「展示」とは、その名の通りブースを設けて展示を行うこと。そして「催事」とは、ステージ上で披露するパフォーマンスのことです。それぞれの内容についてご紹介します!
体験型展示「キモチキオスク」
まずは「展示」として、伝えたかった素直なキモチを交換できる体験型のお店「キモチキオスク」を出展します(2025年4月22日 〜 28日の7日間限定)。
まずご紹介したいのは、なぜ「キモチキオスク」という展示を行うのか。その理由です。
オカムラが展示を出すエリアでは、「未来の暮らし」が大きなテーマとして掲げられています。暮らしには多様な側面があるなかで、今回わたしたちが注目したのは購買体験。商環境事業を通じ、さまざまな商業空間を手掛けてきたオカムラとして、お店での「買い物」を軸にアイデアを練り始めました。
その中で、「これから先の未来においても変わらない、『買い物』の本質とは何か?」……この問いを突き詰めたとき、思い至ったのが「気持ちの交換」です。
例えば、モノの背景にある作り手の想いを感じたり、プレゼントする相手への気持ちを込めてモノを選んだり。こうした「人を想う気持ちのやり取り」こそが、過去も未来も変わらない買い物の本質的な価値ではないでしょうか。
だからこそ今回の展示では、買い物の原点である「モノを通じた気持ちの交換」を表現したい。そう考えて、とある仕掛けを施した体験型展示「キモチキオスク」を企画しました。
想像してみてください。
展示を訪れた来場者が目にするのは、一見普通のコンビニエンスストアのような空間。
でも、何かが違う気がする。
棚に並ぶ商品をよく見ると……そこには「スナオなキモチップス ずっと前から好きでした味」の文字が!
――というように、「キモチキオスク」では、伝えたかった素直な気持ちや、面と向かっては言いにくい本音が商品となってお店に並びます。来場者は原則ペアで参加し、相手に伝えたい気持ちを選んでカゴの中へ。お互いにレジへ持ち寄ると、気持ちの交換を促す、ちょっとした仕掛けが発動します。……詳細は、お楽しみに!
劇団「ザ・オカムラ座」公演!
そして、「催事」では何をするかというと……劇団「ザ・オカムラ座」を立ち上げ、 みんなで“働く未来”を演じます!!
劇団員となるのは、もちろんオカムラグループの従業員です。万博のステージで、それぞれが自らの“働く未来”を演じる群像劇を行います。
オカムラはオフィスをはじめ、公共施設、店舗、物流倉庫など、さまざまな人が働く場をつくり、働き方を提案しています。
いわば、オカムラの一人ひとりが、自分の人生を描き、誰かの「はたらく」を設計する脚本家なのです。そこで、まずは自分を想い、自分が活きるシナリオを創り、ありたい姿を本気で演じる。演劇を通して「働く未来」を考え表現することは、自らの意思で、社会に着せられた殻を破る大きな挑戦につながるはずです。
「ザ・オカムラ座」による公演は、2025年4月26日 (土)13時〜 / 19時〜 の全2回。もちろん万博会場にて行います! 4月の本公演に向けては、「出演者一人ひとりの人物像」に焦点を当てる動画なども順次公開予定です。オカムラの従業員が演じる「ザ・オカムラ座」の公演、お楽しみに。
社内では万博を担当する事務局だけでなく、オカムラ座の劇団員やサポートメンバーの募集などが順次行われ、出展に向けて盛り上がっていきます。ご期待ください!