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活き活きと働くことを目指して!キャリア入社者向け集合研修実施

2024.12.26

「人が活きる社会の実現」を目指す、株式会社オカムラ。ここでいう「人」は、世間一般の人々、顧客、そしてオカムラで働く私たち自身も含みます。このシリーズでは、「人が活きる」組織となっていくための、オカムラの進化や変革にスポットをあてて紹介します。

オカムラでは、オカムラウェイの「人が活きる」という価値観に基づき、従業員一人ひとりが働きがいを感じながら、日々活き活きと働ける状態を実現する社内プロジェクトとして、「働きがい改革 WiL-BE(ウィル・ビー) 2.0」を展開しています。実現に向け5つのアクションを推進しており、そのうちの「Human Development」アクションでは、働きがい向上につながる、キャリア設計や研修などの人財育成に関する施策を推進しています。その取り組みの一環として、オカムラはキャリア入社者向けの集合研修を実施し、従業員の会社への帰属意識を高める支援を行っています。今回は、2024年10月に開催されたキャリア入社者向けフォローアップ研修について、企画・運営を担当したメンバーが当日の様子を紹介します。


コロナ禍を経て、リアルでのキャリア入社者向け集合研修を再開

人財開発部 奥田 香奈江
人財開発部 奥田 香奈江
奥田 香奈江(おくだ・かなえ)
コーポレート担当
人財開発部 人財開発課

従業員の人財育成と働きがい向上を目指した研修やキャリア開発プログラムの企画・運営を担当しています。「はたらくひとの未来をキヅク」というミッションのもと、従業員が自身の未来に気づくきっかけを提供し、その未来を共に築いていくことを私たちの存在意義としています。一人でも多くの従業員との対話を通じて、従業員の真のニーズに応じた人財育成やキャリア開発支援策をつくりあげることを心がけています。
皆さんこんにちは、人財開発部の奥田です。今日は2024年10月に実施したキャリア入社者向けのフォローアップ研修についてご紹介します。この研修は約5年ぶりに再開され、コロナ禍で途絶えていたキャリア入社者同士の交流を再び活性化し、会社理解を深める貴重な機会となりました。この記事では、現状のキャリア入社者が抱える課題や研修内容、当日の様子、参加者の声について詳しくご紹介します。

オカムラでは、キャリア入社後に集合研修を実施していましたが、コロナ禍で中止となり、この5年間はキャリア入社者が集まる機会がほとんどありませんでした。2023年の夏、集合研修に参加できていないキャリア入社者数名に集まってもらい、入社後の現状について語り合う座談会を開催しました。参加者からは「前職とのギャップを感じやすい」「即戦力として期待されるが、社風や企業文化を理解する機会が少ない」「フリーアドレスやテレワーク環境で他の従業員とのコミュニケーションが制限されている」といった率直な意見が寄せられました。
これを受けて、今年2024年から「キャリア入社者のオカムラへの帰属意識を強化し、働きがいを向上させ、組織全体の生産性向上につなげること」を目的としたフォローアップ研修を再開しました。
集合研修実施会場である富士事業所にて記念撮影
集合研修実施会場である富士事業所にて記念撮影

オカムラのカルチャーを知る!研修プログラム

2024年10月2日・3日に2023年度入社者向け、10月22日・23日に2019年度入社者向けのフォローアップ研修をそれぞれオカムラの生産拠点である富士事業所にて1泊2日で実施しました。今回の研修では、「社内のコミュニティ形成、疑問や不安の解消、社風や企業理念『オカムラウェイ』の理解、オカムラの取り組み、他部門への理解促進」を目的とし、キャリア入社の同期同士の交流が深まるようなプログラムを計画しました。


フォローアップ研修の流れ
場所:オカムラ富士事業所
1日目  
午後     富士事業所集合
          アイスブレイク(自己紹介) 
          悩みの共有のワーク(プログラム①)
          先輩社員パネルディスカッション
          役員講話
夜      懇親交流会

2日目  
午前     富士事業所見学(プログラム②)
午後     オカムラウェイとWiL-BE2.0について ワークショップ(プログラム③ )
交流会では、事業所長や富士事業所メンバー、先輩社員も参加し、普段関わることのない他部門メンバーとの対話を楽しみました
交流会では、事業所長や富士事業所メンバー、先輩社員も参加し、普段関わることのない他部門メンバーとの対話を楽しみました

プログラムの一部について紹介します。

プログラム① 悩みの共有ワーク(1日目)

4名1グループに分かれ、入社してからの悩みや不安などを共有し、自分のアクションで解決につなげる方法を考えるワークを行いました。参加者からは「同じ悩みを持つ仲間と共感できた」「他部門の業務について理解が深まった」といった声が多数寄せられ、共感と対話を通じてグループ内のコミュニケーションが一気に深まりました。

悩みの共有ワークの様子
悩みの共有ワークの様子

プログラム② 富士事業所見学(2日目)

今回の参加者は工場の現場に触れる機会が少ないメンバーが中心だったため、工場見学は貴重な体験となりました。富士事業所長による事業所紹介から始まり、事業所に勤務する2019年度キャリア入社のメンバーが案内役を務め、製品がどのように作られているかを実際に見学しました。参加者からは「製品カタログだけではわからない製造過程を見ることができ、大きな学びになった」などの感想が聞かれました。

工場見学の様子
工場見学の様子

 

プログラム③ オカムラウェイとWiL-BE2.0について  ワークショップ(2日目)

コーポレートコミュニケーション部のメンバーを講師に迎え、オカムラウェイと働きがい向上への取り組み「WiL-BE2.0」について説明してもらいました。
ワークショップでは、まずオカムラウェイのミッションを業務に照らし合わせて考え、自分の言葉で説明してみるというワークを行いました。次に、ミッションを実現するための行動計画を立てました。最後に行動計画を、オカムラグループ従業員が大切にしている価値観「私たちの基本姿勢 -SMILE-」に基づき、「SMILE宣言」として各自で設定。グループ内で発表し、お互いに理解を深めました。
オカムラのミッションを理解し、自分の業務を通じてどう実践するかを考えてみたことで、参加者からはこれから実践していきたい、という前向きなコメントがありました。またグループの意見交換を通じ新しい発見やアイデアをもらえたり、グループの結束力が生まれたりといった効果もあったようです。

オカムラのミッションを自分ごとにするためのワークを実施
オカムラのミッションを自分ごとにするためのワークを実施

今回集合研修に参加した2名のメンバーからのコメントを紹介します。

 物流システム営業部千田 安孝(2023年入社)
 物流システム営業部
千田 安孝
(2023年入社)
千田 安孝(ちだ・やすたか)
物流システム営業部
大阪支店 営業課

研修では、30名以上のキャリア入社者の同期と、貴重で楽しい2日間を過ごすことができました。オカムラの先人が築いた文化を学び、キャリア入社だからこそ持つ積極性やパワーを良いエッセンスとしてオカムラに加えていこうと、エンゲージメントが高まりました。キャリア入社者にも寄り添ってくれるオカムラは、非常に良い会社だと改めて感じました。今後、自分にキャリア入社の後輩ができた際には、自分がしてもらって嬉しかったことにプラスαを意識して行動したいと思います。また、オカムラのミッション実現に向けて、「SMILE」を意識した行動を心がけていきたいと思います。
プロモーション部 吉村 友里(2019年入社)
プロモーション部 
吉村 友里
(2019年入社)
吉村 友里(よしむら・ゆり)
事業戦略統括部 
プロモーション部 

入社当初は、短期間の研修を経てすぐに部門配属となり、現場からの期待値と自身の経験値の間とのギャップに戸惑う日々が続きました。また、社内に知り合いがいない状態で、少し孤独感を感じることもありました。しかし、今回の研修に参加して、5年ぶりに会った同期と交流し、工場や会社の概況について説明を受ける時間を通して、会社から大切にされていると改めて実感しました。研修を通じて、オカムラへの愛社精神が芽生えたと感じています。
キャリア入社者向けフォローアップ研修を担当する人財開発部のメンバー(左から石坂、岸部、真崎、奥田)
キャリア入社者向けフォローアップ研修を担当する人財開発部のメンバー(左から石坂、岸部、真崎、奥田)

オカムラの「WiL-BE2.0」は「Inner Communication(社内活性)」「Human Development(人財育成)」「Work Rule(制度)」「Work Smart(デジタル技術)」「Work Place(環境)」5つのアクションによって、働きがい改革の実現を目指しています。
「従業員が活きる」を実現する5つのアクション
「従業員が活きる」を実現する5つのアクション
   
                              

編集後記

今回の研修後、参加者から非常にポジティブなフィードバックがありました。「同期と交流できて嬉しかった」「研修で得た知識やスキルを今後の業務に活かしたい」といった声が多く寄せられました。また、「いろいろな従業員の話を聞けたことでモチベーションが向上しました」「キャリア入社同期との出会いの場をありがとうございます」といった意見もあり、研修が参加者にとって大きな意義を持っていたことが伺えます。今後も、オカムラでは従業員が充実したキャリアを築けるよう、さまざまな機会を提供し、一人ひとりが活き活きと活躍できる組織を目指していきます。(編集部)


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