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従業員や学生も巻き込む企画 オカムラ「OPEN FIELD」とは?

2024.08.16
企業パーパスに「人が活きる社会の実現」を掲げるオカムラ。この「オカムラを知る!」では、オカムラグループのさまざまな取り組みを紹介していきます。

オカムラが主催する「OPEN FIELD(オープン・フィールド)」第2回企画展を2024年9月13日(金)~9月27日(金)までオカムラ ガーデンコートショールームにて開催します。建築史家の五十嵐 太郎氏(東北大学教授)をキュレーターに迎え、ショールーム内に気鋭のアーティストによるインスタレーションを発表します。第2回目となる2024 年は建築家・山田 紗子氏とアーティスト・丸山 のどか氏を迎え、「ショールーム・フィクション——線のような家具と家具のような立体」と題して、展示会を行います。
また、OPEN FIELDは、オカムラの空間デザイナーとの協働や学生が参加できるイベントを実施し、空間デザインの多面的な考察も実験する機会でもあります。今回は、企画から関わる市場開発部 南からOPEN FIELDとは何か、そして一緒に進めるオカムラメンバーを紹介します!

オカムラ主催 OPEN FIELDとは?

市場開発部南 秀明
市場開発部
南 秀明
南 秀明
オフィス環境事業本部
施設環境ソリューション事業部
市場開発部

他社含め約10年、商業施設向け什器開発やプランニング業務経験後、今年4月に現部門に異動。主な業務内容は、建築設計事務所に対し家具や間仕切りなどの製品を提案、スペックにつなげること。今回の異動で事業部と職種両方が変わったため戸惑うことも多いが、開発に携わってきた経験を活かし、独自の営業スタイルを確立させることを目指して日々の業務に励む。
市場開発部の南です。市場開発部が主管となり、多くのオカムラメンバーと一緒に進めているOPEN FIELDについて紹介します。OPEN FIELDは建築やデザイン、アートの領域を横断し、社内外の建築家やデザイナー、アーティストと協業しながら、多角的に空間デザインの可能性について考えるプロジェクトとして、昨年スタートし今年2年目の開催となります。OPEN FIELDは「原っぱ」という意味があります。社内外の新たな出会いや交流を通じて、予定調和ではない予期せぬ出来事(いいこと)が起こるのを期待する意味を込めて名づけられました。主な活動内容としては、3つの軸があります。

1.文化的側面での社外発信:建築家とアーティストのコラボレーションによる展示会開催
昨年に続き、キュレーターに建築史家の五十嵐太郎氏を迎え、9/13(金)〜9/27(金)の期間、ガーデンコートショールームの共創空間にて、若手建築家の山田 紗子氏、アーティストの丸山 のどか氏のお二人によるインスタレーション作品の展示を計画しています。

2.社内デザイナー向け:デザインやアート作品のコンテスト開催
廃材を用いたアートコンテストを開催し、社内デザイナー12名が参加しました。廃材は、オカムラの生産拠点である追浜事業所の協力により、スチールパイプ、張地、ウレタンなど、イスの製造過程で発生したものを使用するという条件のコンテストでした。7月に行われた審査会には山田 紗子氏に参加いただき、参加デザイナー含む関係者による投票で順位を決定。選ばれた上位2名の案を実際に制作、9月の展示会で、関連作品として展示予定です。その他、建築視察ツアー開催や著名建築家によるレクチャーへの参加など、普段の業務では得られない情報や刺激を受けることで、社内デザイナーの知見を広める機会を設けています。

3.全国の建築・デザイン系学生向け:ワークショップ開催
サーキュラーエコノミーをテーマとして、海外の建築の事例やオカムラの製品開発における取り組みの紹介、また張地の端切れを用いた小物作りなど参加型のワークショップも開催を予定しています。学生にとっては、オカムラという企業を知り、オカムラ従業員と接する機会になります。
コンテストの様子
コンテストの様子

OPEN FIELDでは展示会だけではなく、このように社内デザイナーや学生に向けた活動も展開しています。従業員エンゲージメントやリクルーティング面にもいい影響を、ひいてはオカムラの企業価値の向上に貢献できれば……という想いで取り組んでいます。


社内若手デザイナーも参加。デザイン部会メンバーを紹介


OPEN FIELDでは、オフィス環境事業のデザイン関連部門の若手従業員からなるデザイン部会というプロジェクト推進チームが活動しています。アートコンテスト参加のほか、デザイナー自主企画による建築視察ツアー開催、著名建築家のレクチャー参加といったイベントを企画しています。
建築視察とレクチャー参加は、NPO法人「Art & Architect Festa(略称:AAF)」主催で、著名建築家によるレクチャーが定期的に開催されており、こちらに参加という形式をとっています。レクチャー開催日に合わせて、メンバーが自ら企画し京都や大阪の建築を視察、その後レクチャー会場のグランフロント大阪へ移動し聴講というスケジュールです。レクチャーは7月の田根 剛氏、10月の藤本 壮介氏、12月の安藤 忠雄氏、メンバーは3回のいずれかに参加します。歴史・文化価値の高い建築を訪ね実際に空間を体験し、第一線で活躍する建築家の言葉に触れることは、知見を広め、発想力や表現力を豊かにし、デザイナーとして成長するための糧となるはずです。今年のメンバーを紹介します!


髙久 雄矢
スペースデザイン部 東日本デザインセンター 第一デザイン室

さまざまなイベントを通してメンバーや他拠点のデザイナーと交流できればと思い、参加しています。普段の業務とは異なる点も多いですが、メンバーと協力して進めていきたいと考えています。
宮本 菜々華
スペースデザイン部 関西デザインセンター 第二デザイン室

OPEN FIELDでは業務外で社内外のデザイナーと交流できることがとても楽しく、勉強になっています。まだ社歴は2年目ですが今後の活動も精一杯取り組んでいきます。
樋口 貴大
スペースデザイン部 西日本デザインセンター 第一デザイン室

福岡と遠方から参加ということもあり、ゲストの方だけでなくいろんな視点を持ったメンバーとお話できればいいなぁと思います。いい経験にできるように楽しく取り組みたいと思います。
西澤 歩
スペースデザイン部 第一デザインセンター

学生時代から現在まで、空間を表層やアートな側面で考える時間が多かったため、OPEN FIELDでは骨組みとなる建築の勉強ができる、とても有意義な機会となっています。
北野 麻理絵
スペースデザイン部 第一デザインセンター

普段の業務ではなかなか経験できない活動が刺激的で、昨年に続き2回目の参加をしています。いろんな視点を吸収しながら自分の軸をつくっていけたらと思います。オカムラのデザイナーの活動という面からもご覧いただけると嬉しいです!
片岡 さくら
スペースデザイン部 第二デザインセンター

社外の方々のモノの見方に触れることができるとともに、所属や拠点が異なる社内メンバーとつながりをもてたことを嬉しく思います。どのような展示空間/体験が生まれるのか今からとても楽しみです。
田中 美月
スペースデザイン部 首都圏第三デザインセンター 丸の内・日比谷デザイン室

アート系とは無縁だったのですが、何かチャレンジする機会があればやってみたいと思っていました。産休明けで不安もありますが、新しいことに挑戦し、前向きに取り組んでいきたいです。
松井 佑之介
スペースデザイン部 首都圏第四デザインセンター 新宿・品川デザイン室

OPEN FIELDという、できたてほやほやの掴みどころのない不思議な活動を通して……デザイン・建築・アートといった諸分野をごちゃ混ぜにしたなんだか面白そうなものを考える、楽しい機会になっています。
麻生 菜摘
スペースデザイン部 首都圏第四デザインセンター 新宿・品川デザイン室

昨年に続く参加で、建築家によって考え方も構想もまったく異なる世界観が表現される様子は興味深く、そのストーリーにワクワクしています!せっかくの機会なのでプロの思想や技を学び・吸収しつつ楽しみたいと思います。
周 燕喃
プロダクトデザイン部 コミュニケーションファニチュアデザイン室

私はずっと、プロダクトと建築はスケール的には異なるが、考え方は似ている点が多いと思っていました。普段仕事の交わりがないスペースデザイナーたちと交流する機会をもてて、慣用的な考え方から抜け出すこともでき、新しいインスピレーションもたくさん受けています。とても楽しんでいます。

私自身も、4月に異動以来まだまだ日々わからないことだらけですが、OPEN FIELDを、社内外の多くの人に知っていただき、魅力を感じていただけたら嬉しいなと思い活動しています。

今後の主な予定としては、メインイベントの展示会が、9/13(金)〜9/27(金)に開催されます。また会期中の9/14(土)15:00~16:00、本展のキュレーターである建築史家の五十嵐 太郎氏、建築家の山田 紗子氏、アーティストの丸山 のどか氏3人によるトークイベントも開催予定です。お申込みはこちらから。
関連情報はnoteInstagramからも随時発信しています。デザイン部会のメンバーも発信予定です、ぜひご覧下さい。


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